ホームヘルパーのキャリアアップと資格
ホームヘルパー募集の求人誌を見た時、介護福祉士の資格保持者優遇と書いてある求人を目にする。
無資格歓迎という求人もあるが、取得する事で手当てが付くこともあるため、介護の資格を持つことはホームヘルパーのキャリアアップに必要不可欠と言えるだろう。
ではどのようなステップを踏めは介護の資格を取得できるかが問題であり、それを知る事が大切になってくる。
以前の資格はホームヘルパー1級、2級、介護職員基礎研修というように研修を修了したという証明であり、その研修を受ける事で介護福祉士の資格にどれだけ近づいたのかが明確ではなかった。
しかし介護保険法施行規則の改正によって2012年に研修制度が廃止され、介護職員初任者研修(旧ホームヘルパー2級)、介護福祉士実務者研修(旧ホームヘルパー1級及び介護職員基礎研修)の2つとなった。
この研修を修了し、3年の実務経験を経た後に介護福祉士国家試験を受験する事が可能となる。
5年の実務経験と施設での相談援助業務経験をつみ、介護福祉士の資格を保有していれば介護支援専門員実務研修受講試験(ケアマネ試験)を受ける事が可能なのだ。
また、介護福祉士の資格を保有し、一定の条件をクリアすれば認定介護福祉士とステップアップする事もできる。
介護職員初任者研修は、無職の場合ハローワークの職業訓練で無料で受けられる。
また介護職に転職後に資格取得支援を行っている施設や働きながら講習を受けられる専門学校もある。
待遇の改善やキャリアアップを目指しているのなら、まずは介護職員初任者研修の取得を目指してみてはいかがだろうか。
更に詳しい内容はコチラの詳細で確認できるので、是非参考にしてほしい。